標準機能でキャラの色調をDIFFUSEで設定可能なのですが、キャラを複数のパーツで組み合わせて表示している関係上、
E-moteドライバ側でテクスチャのアルファ値を変更してフェード処理を行うと、
「パーツの重なりが目に見えて表示が破綻」してしまいます。
ですので、クロスフェード処理は、アプリケーション側で行っていただくのが適切な処理手順となります。
代表的な手順は以下の2通りになります。
・フェード直前のフレームバッファの内容をテクスチャにコピーし、そのテクスチャの
アルファを255→0へ変化させながら最前面に重ねてフェードアウト処理とする。
・E-moteの描画をキャラ単位でレンダリングターゲットに対して行い、そのレンダリング
ターゲットのフレームバッファへの描画時にアルファ値を適切に設定してフェード処理を行う。
前者の手法では全画面対象のフェード処理しかできないため、レンダリングターゲットに
対応している機種では後者の手法を推奨します。